衣服のお手入れ

【保存版】高級ダウンのクリーニング内容はここが違う!人気ブランドを詳しく解説

高級ダウンのクリーニングを安心して預けられるお店を探そう

 

あなたのお気に入りは、どんなダウンですか?

TVドラマやドキュメンタリーでも、20〜40代のなんだかちょっとおしゃれな人がダウンを着ているとどこのブランドかな?と気になってしまうのは私だけでしょうか?

ブランドの個性が光るモンクレール・カナダグース・タトラス・デュペチカ・ザノースフェイスなどは、日本でもとても人気です。高級なダウンはダウンの密度や中綿の質、縫製などもしっかりしていて温かさも格段に違います。

購入時のお値段もそれなりにするものですから、できれば永く使い続けたいですよね。それには、着用した後にお手入れ=クリーニングをしっかりしておくことが1番大切です。

 

はたしてハイブランドのダウンをいつもの『近くのクリーニング店』に預けていいものか?

そもそも高級品のクリーニングとは普通のクリーニングとどこが違うの?

 

とお悩みのあなたに。

 

本日はLussoの工場の中の実例をもとに高級クリーニングは普通のクリーニングとどこが違うのかということをクリーニング師に色々教えてもらいながら私自身が現場で実際に見て検証していきます。

ですから、あなたもこの記事を読めば、高級クリーニングとは何か?そして高級ダウンはどんなお店にクリーニングに出せば良いのかが分かっていただけると思います。

 

 

1、高級ダウンとは?代表的なブランドを解説

 

MONCLER(モンクレール)

モンクレールダウンジャケット

高級ダウンといって真っ先に浮かぶのは、モンクレール。

 

日本では2005年に木村拓哉さんがNTTフレッツ光のCMで「エベレスト」というモンクレールの紫のダウンジャケットを着用していたことで一躍有名になりました。

モンクレールの創業は1952年に遡ります。フランスアルプスグルノーブル郊外の小さな村、MonestierdeClermont(モネスチエドゥクレールモン)に設立されました。

もともとはテントやシェラフ、ウェアといった登山家のための装備を手掛ける企業で、工場で働くスタッフの防寒用に作った手足を出せるシェラフが今日のダウンウェアの原型なのだそうです。

 

モンクレールのダウンが最高級品といわれるのは使用素材の品質の高さにあります。

 

ダウンジャケットの中綿に使用されるのは、水取りの羽毛なのですが、2種類があるのをご存知ですか?

ガチョウ(グース)

アヒル(ダック)

「グース」のほうが体も大きいためダウンのサイズが大きくて密度があり良質とされます。

 

モンクレールはホワイトグースのダウンを使用しているのですが、そのダウンを選別する際に扇風機で一定の風を送り、より遠くに飛んだ軽い羽毛のみを使用するというかなりの手間暇をかけています。

ボリュームがあるのに軽いのはそのせいですね。

さらに職人の手で一つ一つ生産される工程で、各部位ごとに使用する羽毛の量も1g単位で厳密に決められていて、大量生産ができないのでお値段もそれなりにします。

「4Flcorons(キャフト・フロコン)」というフランスの厳しい4つの審査を通過した証のマーク

こちらはモンクレール2016年製品までについているマークです。「4Flcorons(キャフト・フロコン)」というフランスの厳しい4つの審査を通過した証のマークです。

2017年以降はDIST(DOWN INTEGRITY SISTEM TRAXEABILITY)表記に変更されています。DIST認証は、外部機関が原料の産地や詳細、生産ルートなどが明確で、徹底した品質管理が行われていると認定した製品にのみ付与されます。

 

品質の高さを表すもう一つの指標。それは、

ダウン

フェザー

ダウン製品の詰め物はこの二つを混ぜ合わせて作られていることが多いです。

 

ダウン製品の品質表示にダウン○%フェザー○%と書かれているのをご覧になったことはありますか?

↓こちらがダウン

高級ダウンの中綿に多く使われているダウン

水鳥の胸のあたりからとれるフワフワのたんぽぽの綿毛のようなもの

そして↓こちらがフェザー

高級ダウンの中綿に使われるフェザー

いわゆる羽の形をしたもので芯があります。

 

ダウンが多いほどふんわり柔らかな肌触りで保温性も高いです。また、フェザーが入っていることによりフェザーには芯があるので型崩れを防ぎ弾力性が出ます。

高級ダウンはダウンの割合が非常に高いのが特徴です。もちろんモンクレールも例外ではありません。

ダウン90%フェザー10%

ダウン85%フェザー15%

ダウン100%

 

ふわふわのダウン

 

選ばれたダウンだけを使用する品質へのこだわり、流行に流されないスタイルでモンクレールは一度は着たいダウンジャケットとして多くの人気を集めています。

MONCLER日本オンラインショップはこちらから

 

CANADA GOOSE(カナダグース)

カナダグース社は、1957年カナダの首都トロントに創業した老舗ブランドです。

創業当初からスノーモービルウェアを中心に極寒地で作業を行う方に向けウェアの提供や開発をしてきました。今でもmade in Canadaにこだわりを持ち、縫製技術は世界でもトップレベルといわれています。

 

カナダグースが愛される理由

①確かな防寒性

②ラグジュアリーブランドなのに手が届く価格帯

③キレイ目の着こなしができるスリムなデザイン

 

近年、ダウンジャケットはカジュアルな着こなしだけでなく、スタイリッシュにスーツに合わせるなど、着こなし方も増えてきました。カナダグースは機能性、耐久性、撥水性も兼ね備えているので、雨の日や雪の日でも気兼ねなく着て頂けます。

 

また、カナダグースは日本国内に向けたデザインなども発売しており、国内モデルは、日本人の体型に合わせてスリムになっています。キレイ目な着こなしが可能なことで女性にも人気です。

スタイリッシュに着こなせるカナダグース

そして、モンクレールより少し低めの値段設定が、高級だけど手が届くということも人気の一つで、オンシーズンである12月ごろに購入しようとしても、お目当てのモデルが完売ということもめずらしくありません。

CANADAGOOSE公式オンラインショップはこちらから

 

DUVETICA(デュベチカ)

 

DUVETICA(デュベチカ)の名前の由来は、フランス語のダウンを表す”DUVET”(デュベ)と論理・道徳を表す”ETICA”からなっています。

かつて『モンクレール』で手腕を振るったスペシャリストたちによって、2002年にイタリアで設立されました。デュベチカもキャトルフロコンを取得しています。

 

デュペチカで使用されるのは最上級レベルのフォアグラように飼育された貴重なグレイグースの副産物として採取された胸元の産毛だけを使用しています。広大な敷地で伸び伸びと育ったグレイグースから採取した羽毛は世界的に見てもトップクラスの品質です。

 

カラフルなダウンジャンパーもあるデュペチカ

 

経験豊富なスタッフ達により創り上げられたDUVETICAのダウンジャケットは、機能性だけでなく、多様なカラー展開でファッション性も兼ね備え、今までの機能性を重視したダウンジャケットのイメージを一新し、おしゃれアウターとして注目を集めています。

 

本物志向のモノ作りと、最先端のファッションが融合したDUVETICAのアイテムは、これからも目が離せません。

DUVETICAオンラインショップはこちらから

 

TATRAS(タトラス)

TATRAS(タトラス)はイタリアのミラノを拠点に2006年にイタリア・ポーランド・日本の3か国のコーポレートブランドとしてスタートしました。

ダウンは世界的にも高品質で知られているポーランドのホワイトグースダウンのみを使用しています。

 

そのうえ、ダウンジャケットに使われる羽毛のかさ高性を示すフィルパワーが高いことも人気の秘密です。

タトラスのダウンコートはフィルパワーが高い

フィルパワーとは

羽毛の「かさの高さ」のことです。アウトドアブランドなどの高級ダウンにはこのフィルパワー(FP)の記載があることが多いです。

600~700FP・・・街中で着るのに最適な温かさ

700~800FP・・・寒冷地や登山

「フィルパワーが高い = 軽いのに温かいダウンジャケット」

1オンス(28g)当たりの体積が大きければ大きければ大きいほどダウンとして良質になり、通常、このフィルパワーが550以上あれば良品と呼ばれますが、タトラスのダウンジャケットに使われているフィルパワーは「800」です!

TATRAS公式オンラインストアはこちらから

 

THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)

THE NORTH FACEのロゴマーク

ブランドの創立は1968年で、カリフォルニア州にあるバークレーで、ブランドの歴史が始まりました。

ブランド名は北半球の山岳地帯で登山をする上で最も過酷なルートとされる山の北側部分《ノース・フェイス》にちなんで名付けられました。

そして、3本のカーブしているラインのロゴは「世界三大北壁」を表しています。

ザ・ノース・フェイスの特徴は、何と言っても機能性の高さ。

アウトドアに付きものである雨・雪・風・汗などの不快感を、ザ・ノース・フェイス独自の研究で開発された技術によって軽減することができます!

丈夫な素材でできているため、日常使いから登山、バックパッカーなど、どんな場面でも使うことができるんですよ。

日本でも人気のザノースフェイス

THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)と言えばあとよく耳にするのが「ゴールドウイン」という言葉。

 

これは日本の正規代理店で1951年に富山県小さな町にのちのゴールドウインの前身である株式会社津澤莫大小(メリヤス)製造所を設立から始まりました。

その12年後の1963年には社名を株式会社ゴールドウインに変更。 日本におけるスポーツ用品メーカーの地位を築くこととなります。

 

ゴールドウインが扱っているTHE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)の製品は大量生産されているものが多く、アウトドアブランドの中ではハイクオリティながらに他の日本のブランドと比べても価格は同じかそれ以下となって手に入りやすいのも人気のひとつです。

THE NORTH FACE(ゴールドウイン)公式オンラインショップはこちらから

 

2、高級ダウンクリーニングの工程

 

代表的な高級ダウンの概要がわかったところで、いよいよ本題です。

人気の高級ダウンをLussoの工場では、どのようにクリーニングしているのか?

 

Lussoのクリーニング工程

 

1,カルテ作成

2,クリーニングプラン決定

3,クリーニング作業

4,仕上げ、最終チェック

 

1,カルテ作成

 

一点一点クリーニング師が検品します。傍でコンシェルジュが記録します。

サイズ、洗濯表示、付属品の状態、傷、ボタン、ダウンのボリュームなど、プロの目で気づいたこと、また、クリーニング作業時にぜひ施した方がいい施術、その人のその服に合わせたメンテナンスを一つ一つ決定していきます。

コンシェルジュである私も一通りチェックをしたのですが、やはりプロのクリーニング師は細かい!

あっという間にカルテが埋まっていきます。

 

そして、見れば見るほど高級ダウンって細かい縫製まできちんとしてあるんですね〜。ボリューム感も全然違いますもの。製造者のこだわりに敬意を払いたいたくなります。

 

2,クリーニングプラン決定

 

お客様の選んだコース、はっ水・花粉ガード・シミバリア・カビ取り・汚れ取り・汗抜きなどの施術はいたします。ただ、生地の状態や性質により、プロの判断でやらない方が良い施術はしません。

あくまで、初めて袖を通した時の感動を味わっていただくため最高の状態に仕上げるのが目的だからです。

クリーニングの工程

 

3,クリーニング作業

 

まずは、前処理。

正直申し上げて、高級ダウンはみなさまそれなりに丁寧に着用していらっしゃると感じます。コテコテに汚れたものはごくごく稀です。

ただし、一度でも着用すると、首周りの皮脂や汗(冬でも汗はかきます)、また袖周りに汚れがつきます。これをしっかり落としておかないとのちの変色やニオイ、カビにつながっていきます。

ダウンクリーニングの前処理として襟をこする

襟元と袖口を中心に、人の目で確かめながら時間をかけて優しく丁寧にこすります。

強くやりすぎると生地を痛めますので、その辺の力加減も大切です。

ダウンクリーニングの前処理として袖口を擦る

 

洗剤で落ちない汚れはシミ抜き作業に入ります。

シミ抜きはLussoに常駐する修復士の手によって施される薬品を使ったシミ抜き作業です。

襟のシミ抜き

 

 

そして、いよいよ洗濯機投入!

こちらの機械は緻密なプログラムによって、人間の手でやるより繊細な洗いができます。まずは素材を見極めて投入します。

 

クリーニングのフェーズごとにチェックします。

セット完了!

素材に合わせて洗濯機をプログラムする

汚れをしっかり落としたあとは撥水加工の作業です。

ご家庭でもできる市販の撥水スプレーがありますが、Lussoは強力で、水をよりはじきやすい特別仕様のコーティング剤を使用しています。さらに特別な機械を用いて、衣服全体にムラなく噴霧しますので、水を球のように弾く撥水効果が得られます。

一点一点確認しながらはっ水をかけていきます。

 

そして、最後に乾燥の工程に入ります。

タンブラー乾燥でぐるぐる回すと生地が痛みやすく、また、ファスナートップや付属品に傷がつくため、全て特別な熱風乾燥室で静止乾燥します。

 

自然乾燥機でじっくり乾燥させます。

 

ちなみにLussoでお預かりする羽毛布団や毛布などの寝具類は、熱風乾燥でダニやアレルゲンを除去したものをさらに広い専用乾燥室でしっかり乾燥させます。

 

布団専用乾燥室

 

 

4,仕上げ・最終チェック

そして、最後に目仕上げです。

完璧な仕上がりを目指して、人の目で、表裏・後ろ前とくま無くチェックしていきます。

完成!!

仕上がったダウンコートを最終チェックする

*LussoではSDGsの観点から本毛皮はクリーニングしておりません。

 

3、安心してクリーニングに出せるお店の選び方

 

もし直接近くのクリーニング屋さんに出向くお時間があれば、そのお店のスタッフさんに高級ブランドのクリーニングを取り扱っているか相談してみてください。

工場と一体になっているお店でしたら、詳しいプロの意見が聞けるかもしれません。また、取次店であっても親身になってくれるお店でしたら、工場に問い合わせてくれると思います。

↓クリーニング前のダウンジャンパー

クリーニング前のダウンジャンパー

↓クリーニング後のダウンジャンパー(ボリュームがよみがえりました)

クリーニング後のダウンジャンパー(ボリュームアップしました)

 

大切なのは、そのクリーニング屋さんが高い技術力や優秀な機械があることは当然として、あなたの大切な品物に対してしっかりと時間を裂き、丁寧に扱ってくれるか?あなたの要望や不安に親身に向き合って応えてくれるかということです。

事前の点検ひとつにしても細部までチェックするのは相当時間がかかります。一つ一つの工程ごとに仕上がり具合を見て、加工を施して、ほつれやボタン付けの補修をして、シミ抜きをしてと・・・

それぞれのブランドの特性を把握したものが、いかにして最初にそのダウンを手にした時の状態に復元していくか。技術も意識も高くないとできません。

 

プロのクリーニング師が、目で見て触れていちいち確認する。

この一見めんどうなことが、

『品質の良さや受け取った人の感動ににつながる価値ある作業』

と捉えているお店か?

『スピードと安さで大量に仕上げていくことに価値がある』

と捉えているお店か?

あなたがどちらを選ぶかが重要なポイントです。

 

ご近所のクリーニング屋さんに高級ダウンをクリーニングに出すという方法と、もう一つの方法が、最近どんどん広がりつつあるWEBで注文して自宅まで届けてくれる宅配クリーニングです。

宅配クリーニングでしたら、自宅でゆっくりお店の選定もできますし、お洗濯物を持って外出する手間も省けます。

ただ、宅配クリーニングのWEBページで最低限チェックしていただきたいのは2つ。

① クリーニング業法に則った賠償規約が記されているか?

②サービスを利用した際に、お申し出先ともなり得る連絡先が分かりやすく記載されているか?

最低でも上記の2つがあるお店を選びましょう。あとはホームページの内容をしっかり吟味して、決めるのがいいと思います。

 

そして、ぱっと見分かりにくいですが、WEBの宅配クリーニングには2種類あることも覚えておいてください。

① クリーニング店が直接運営しているサイト

② サイト運営会社がクリーニング店ではない

②は運営会社(IT企業)が複数のクリーニング店と提携して行なっています。ですから、運営会社はクリーニング業法を適用していません。デメリットとしては、直接の問い合わせができなかったり、どうしても提携店舗によって仕上がりにムラが出る傾向があります。

 

先ほどお話しした、ひとつの品物にどれだけ親身に向き合ってくれるかという意味において高級ブランド品をクリーニングに出すときは①クリーニング店が直接運営している宅配クリーニングがだんぜんおすすめです。

 

まとめ

 

本日は、高級クリーニングはこういうところが普通のクリーニングとは違うということをご紹介しました。

お近くに信頼できるクリーニング屋さんがない、調べるのが面倒だと感じられた方は、ぜひ一度Lussoの宅配クリーニングをお試しください。

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POSTED COMMENT

  1. こたろう丸 より:

    丁寧に職人さんが洗っているんですね‼

  2. fun より:

    夏の間、預かってもらえるとありがたい。

  3. イブママ より:

    ダウンが、きれいにしてもらえるのがよく分かりお願いしたいです

  4. Zakio より:

    高級ダウンの会社の経緯まで書かれていてとても勉強になりました。

  5. 3939 より:

    この年になっても、知らないことが一杯ですね!

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