もしあなたが失敗したくなかったら・・・
コート・礼服・スーツ・学生服のカビはカビ取りクリーニングができるクリーニング店に出しましょう!
9月から11月にかけて、衣服のカビが生えるピークになります。
正確にはカビが発見されるピークです。
クローゼットを開けたとき、プーンといやなニオイがしたり、よく見ると生地の上に白い粉状のものがついていたり、白い生地に黒く点々としたカビを発見することが多いのがこの時期です。

さあ、どうしよう・・・(汗)!?
結論から言えば、コートや礼服、学生服、ビジネススーツなどは自分で洗おうとするのではなくカビ取りコースのあるクリーニング店に出すべきです。
クリーニング店に出すべき理由は3つ
- カビはその部分だけを落としても、全体を洗わないとまたすぐ生えてくるから。
- ご家庭で水洗いするとカビは取れても縮んだり、型崩れして着れなくなるから。
- 水洗いの後のアイロンはかなり高度な技術が必要ですが、プロに任せると美しい見栄えに仕上げてくれるから。
本日ご紹介するのは、実際にLussoの工場で実際に行っているカビ取りのクリーニングの工程です。
こちらの記事ををご覧になれば、大切な服であればクリーニングに出すべきだとあなたもきっと感じていただけると思います。
コートのカビ取りの工程を見てみよう
大きく分けて以下の工程で行われます。
表面のカビを取る(前処理)
↓
丸洗い①ドライクリーニング
↓
丸洗い②ウェットクリーニング
↓
乾燥
↓
プレス仕上げ
こちらは実際にお預かりしたコートです。前面一面に白カビが生えているのがわかります。

洗濯表示は「水洗い不可」になっています。

しかし、カビの成分を根こそぎ洗い流すためにあえて水で丸洗いします。
「カビや汚れを落としたい、でも縮んだり型崩れは嫌だ!」というこのコートの持ち主さんの思いをかなえるためにプロのクリーニング師の真剣勝負が始まります。
まずは前処理です。カビの生えている部分を一か所一か所丁寧に薬液を吹きかけていきます。

専用のブラシで表面のカビを生地を傷めないようにやさしく丁寧に撫でるように落としていきます。

エリと袖口のところはカビそのものは無かったですが、カビの栄養となる皮脂の汚れが必ずついているのでそこも同じく処理をしていきます。


前処理が済んだらドライクリーニング(丸洗い)をします。
前処理で表面についたカビはきれいに落ちましたが、繊維の中に入り込んだカビの根っことそのカビが育つ栄養分となる皮脂や食べこぼしなどの油溶性の汚れをしっかり洗い流します。

そして次はウェットクリーニング(プロの水洗い)。*ご家庭でウェットクリーニングはできません。
Lussoはスペインのギルバー社の最新設備を採用しています。

洗いから脱水、また乾燥も全てプログラム(人間の手でやるよりも繊細なプログラムだそうですが、その内容については、企業秘密なので詳しくは教えてもらえませんでした)によってご家庭では水洗いできない衣類でも縮まず、型崩れせずに仕上げます。
またここでカビの菌や泥やほこり、食べこぼしなど水溶性の汚れをすっきり洗い流します。
洗剤はドイツのブッファ社の洗剤。こちらは環境に非常に厳しい審査を行ってそれに合格したものだけが認定されるEUエコラベルを取得しています。
仕上がりはこちら!
水洗いしたので、クリーニングの石油系のニオイは全くありません。
そして、なんだか洗う前より感触が滑らかになりました。

▲After
▼Before

この時期は本当に毎日のようにカビの生えた服をお預かりします
ほんの一例ですがご紹介しましょう。
こちらは紳士礼服にカビが生えたもの
意外かもしれませんが、礼服のカビは非常によく見かけます。
礼服は法事などで「ちょっと着ただけだから」とクリーニングせずに片付けてしまいがちです。また、しょっちゅう着るものではないので、クローゼットの端の方に大切にしまわれがちです。
しかし、「いざ着よう」となったときに、カビが大量発生している!ということはかなりの頻度で起こります。また、すぐ「カビ」ということがわからない、何か白い汚れが一面についていると驚かれる方もいらっしゃいます。
カビを見つけたとき・・・
決してその場ではらわないでくださいね。
カビの菌が飛び散って他の衣服についたり、吸い込んだりしては大変です。
大きなビニール袋などにそっと入れて、すぐにクリーニングに出してください。
こちらの写真の程度のものでしたら、カビ取りクリーニングをやっているクリーニング店なら、きれいに落とせます。
▼Before

白い粉をまいたように白カビが全面に広がっています。カビ独特のニオイがプンプンします。
▼Before

▼After

すっきりピシッと仕上がりました。匂いもなくなり、これでまた永く着ることができますね。
ビジネススーツのズボン
こちらはビジネススーツのズボンです。
ズボンは(ステテコなどを履いている場合は別として)直接肌に触れています。ですから、汗もどんどんしみ込んで繊維の中に蓄積しています。そして皮脂の成分も染み込みます。
栄養分
水分
温度
この3つの条件が揃ったときにカビが繁殖し始めます。もちろん一瞬で生えるわけではないのですが3〜4日で生えてきます。結構早い!
夏場は油断は禁物です。ご経験ある方もいらっしゃると思いますが、汗が染み込んだズボンを翌日も履くと太腿のあたりや膝裏のあたりがなんだかベタベタするなと感じることがあります。
しかし、「一回履いたらクリーニングに出す」というのも大変ですので(苦笑)1週間の仕事で、2着くらいを着回ししている方だったら、最低でも1週間に一回、それらをドライクリーニングではなく、汗抜きのクリーニング、つまりウェットクリーニングに出すということは必須です。
とはいえ、最悪こちらの写真のような状態になってもプロなら落とすことができます。
▼Before

1箇所1箇所丁寧に前処理していきます。

そして、ドライクリーニング→ウェットクリーニング。
▼After

サラサラ、きれいに仕上がりました!
学生ブレザー&ひだスカート
この写真のような状態から推測するに、学校の衣替えがあり、6月以降着られていない状態で、クリーニングせずに3か月ほどクローゼットに放置してあったのだと思われます。秋になって引っ張り出してみたら、「あ〜!」と言う感じですね。
かなりの重症です!いろんな汚れが繊維の中に蓄積していたことが推測されます。
▼Before

前処理→ドライクリーニング(丸洗い)→水洗い(丸洗い)の工程を経て、すべての汚れとカビがすっきり落ちました。
学生服のヒダスカートのヒダををピシッとプレスするのはご家庭ではかなり大変ですね。

▼After

カビの菌は空気中に浮遊しますので、近くに置いてあったものはやはりカビが移ってしまいます。
こちらのヒダスカートのセットであるジャケットもやはり・・・(汗
▼Before

▼After
すっきりとれました!
い
*写真を撮った時の光線の具合で生地の色が違って見えますが、ご了承ください。
学生さんの服は、見た目がどうであれ、たくさんの汚れが染み込んでいるものとして、定期的にしっかりクリーニングしてあげてください。お友達に「くさい!」って言われないように。
まとめ
いかがでしたか?コート・礼服・ビジネススーツのズボン・学生服のカビを例にとってLussoのクリーニングのビフォーアフターをご紹介しました。クリーニング師がカビを除去していく工程はおわかりいただけましたでしょうか?
もしかしたら、この記事で初めて衣服のカビを見られた方もいるかもしれませんね。
本日はこちらの3つの理由から、コートや礼服、学生服やスーツにカビが生えてしまったときはすぐにプロのクリーニング師がいるクリーニング店に出したほうがいいというご紹介をしました。
プロのクリーニング店だと
1, 部分だけでなく、全体を丸洗いできる。
2, プロの技術で縮みや型崩れを防ぐ
3, プレスが秀逸
もちろん綿やポリエステル素材のTシャツやポロシャツ、タオルなどはご家庭の洗濯機で何度も洗ってカビ落とし、ニオイ除去ができるものもありますが・・・
カビは衣服を傷めるだけでなく、ぜんそくやアレルギーの原因にもなります。その上カビの菌はクローゼットの中でどんどん広がってきます。
部分的な処理はご家庭でできても最後にきちんと丸洗いをしてカビの菌を取り除いておかないとまた同じところからカビは生えてきます。
カビを見つけたら、いち早く対処して、衣服の清潔とご家族の健康を守りたいものですね。
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カビが綺麗に落ちるんですね
今後カビが出来たらお願いしたいと思います。
カビ・・・ぞわぞわとしました・・・・
でもキレイになるものなんですね~
もしカビ生えたら諦めずにクリーニング屋さんに
出してみます。
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コートのカビは迷わずクリーニング店に出したほうがいい理由 – Lusso Magazine
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